夏は涼しく、冬は暖かく。
一年中快適に暮らすためには、高い断熱性能が大切です。
断熱性に優れた住まいは、冷暖房の効率も高まるので光熱費も抑えられ省エネな暮らしに。
ハウスファーベンは断熱等級６の高断熱住宅を標準とした、快適な住まいをご提案します。
「ヒートショック」という言葉を一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか？
気温の変化によって血圧が上下し心臓や血管の疾患が起こることをヒートショックといい、冬場に暖房の効いたリビングから冷えた脱衣所に移動し熱い浴槽に入るときなどに起こります。
京都健康長寿医療センター研究所が過去に行った調査では、１年間に全国で約１万７千人もの人がヒートショックに関連した「入浴中急死」に至ったと推計されています。この数は、交通事故による死亡者数の３倍をはるかに超える数となります。
そのヒートショックによる事故数を県別にみると、香川県は嬉しくないことに１位となっています。
NHKが行った「冬の平均リビング温度」の調査においても香川県は１位となっており、冬に最も室内の平均温度が低くヒートショックによる事故の多い県となっているのです。
北海道や東北などの寒冷地は断熱住宅が普及している一方で、それ以外の地域では断熱に対する重要性が住民にあまり浸透していないことが背景にあると専門家は分析されています。
香川県は元々の気候が温暖で災害なども少ないため、住宅に高い性能を求めない県民性が如実に表れた結果と捉えることができます。しかしながら、このことによって実際の健康被害が出ていることも事実です。
ハウスファーベンの家づくりの特徴の一つである高性能な断熱材は木を原料としたECOボードというものです。
断熱性能や気密性能はもちろんのこと、性能が持続する施工方法や透湿性能など他の断熱材とは全く異なる圧倒的な機能性を誇ります。
新築当初だけ力を発揮し、年月の経過とともに劣化する「気密シート」や「気密テープ」などの化学材で隙間を塞ぐ断熱材は使用しません。
これらはメンテナンスも困難で将来的に必ず劣化する断熱性能を復元することができないためです。
ハウスファーベンでは高い断熱性能を持つことはもちろんのこと、経年による変形がなく隙間ができない施工が可能なECOボードを標準採用しています。
断熱材を充填することは通常の住宅において行われていますが、ハウスファーベンではさらに外壁側への外張断熱を施すW断熱工法を採用しています。
充填専用の断熱材も経年による垂れ下がりのない木質系材料の「ソフテック」を用い、外張断熱には耐火断熱ボードを使用。
また、構造体の内側に入れ込む充填断熱のみではなく、外張断熱により構造体全体を包み込むため結露などの原因となる熱橋（熱の通り道）をつくりません。
家全体をW断熱で包み込むことにより、家中の温度差をなくしヒートショックなどの健康被害も防ぎます。
熱の侵入を12時間遮るECOボードは化学の断熱材とは大きな差をつけた遮熱力と蓄熱力を発揮します。
断熱材の性能には「熱伝導率」と「蓄熱容量」があります。しかし、日本では「熱伝導率」だけで性能を判断しているのが現状です。ドイツでは熱伝導率と蓄熱容量で性能を判断。
蓄熱容量が「高い遮熱力」と「高い蓄熱力」を実現するのです。
蓄熱容量の比較
日本では2030年までに温室効果ガスの排出量を26％削減（2013年度比）することが目標。2050年までには実質ゼロを目指すゼロカーボンも発表されています。
今すでに「未来を変える限界点」の真っただ中にいる私たちには何ができるでしょうか？
性能が持続する住まいこそ「資産」となり、長持ちする住まいは地球温暖化防止に貢献できると考えています。
そのためにもメンテナンスの容易な素材・施工方法の選定などを行っています。
ECOボードは壁に傷がついた場合でも部分的な張り直しが可能。
大規模な工事や不必要な箇所まで壁をはがす必要がないため、日々の暮らしの中でメンテナンスを行うことができます。
熱損失の原因となる窓や扉などの開口部には断熱性能に優れた木製のものを使用します。
サッシはトリプルガラスと断熱性能の高い木製枠により省エネを実現し結露を完全にシャットアウト。
また、最大限に断熱性能を発揮するため高気密なWパッキンを採用。外気の流入による熱負荷を防ぎます。
そのため、通常の住宅では高気密・高断熱な家づくりのためには開口部をなるべく小さくすることを提案されますが、ハウスファーベンの家は大きな開口部を設けても最高等級レベルの断熱性能を有します。
